熊谷「日本料理 二兎」。人生で一番おいしいと思った夜

※店舗からの招待・無償提供・謝礼はなく、通常の料金を支払って訪問した個人の体験記です。PRではありません。

仕事で訪れる街でも、食事を楽しむ時間は取っておきたい。

熊谷へ行く用事ができたとき、周辺のおいしい店を食べログで探した。そこで見つけ、予約したのが「日本料理 二兎」だった。

食べ終えて、人生で一番おいしかったと思った。

いくらの弾ける食感、ウニの旨み、松茸の香り。炭火で焼いたシャトーブリアンには、これまで食べた肉を思い返してしまうほど感動した。その感覚が薄れないうちに、一皿ずつ記録しておきたい。

目次

食べログで予約した、23,100円のコース

訪れたのは2026年9月。予約したのは、一人23,100円の「極みおまかせコース」だった。

日本料理 二兎の入口
格子戸のある「日本料理 二兎」の入口。

格子戸の入口を入り、カウンターへ。落ち着いた色の壁に、手元には木の盆と「日本料理 二兎」の文字。料理を待つ場所の雰囲気もよかった。

そして、大将がとても気さくな方だった。会話が弾み、料理を味わうだけでなく、その場で過ごす時間自体が楽しかった。

最初のいくらから、印象に残る一品が続く

小さな器が並んだ前菜の一盆
最初の一盆。いくらは、写真右側の蓋付きの器に入っていた。

最初は、色や形の異なる小さな器が一つの盆に並ぶ。なかでも強く覚えているのが、右側の蓋付きの器に入っていたいくらだ。

粒がぷちぷちと弾ける。その食感もさることながら、香りと、口に残る感じが素晴らしかった。最初の一盆から、素材へのこだわりを感じた。

白身魚の薄造りと、海苔にのせたウニ

柑橘と薬味を添えた白身魚の薄造り
白身魚の薄造り。ポン酢、塩、醤油を使い分けて味わった。

続く白身魚の薄造りは、まず見た目が美しい。薄い身が扇状に並び、柑橘や薬味、小さな花が添えられている。ポン酢、塩、醤油と、調味料を使い分けて楽しんだ。

海苔とご飯の上に盛られたウニ
黄色い器に、海苔、ご飯、ウニ。

ウニは、黄色い器に敷かれた海苔と、ご飯の上に盛られていた。

口に入れると、ウニの旨みが広がる。そして、そのあとも長く残る。素材にこだわっているのだろうと、一口で感じるようなおいしさだった。

貝の炭火焼きに、黒七味を合わせる

黒七味とねぎを添えた貝の炭火焼き
貝の炭火焼きに、黒七味を合わせた一品。

貝の炭火焼きも忘れられない。噛むと旨みがじゅわっと広がり、そこへ黒七味のしびれるような感覚が重なる。

貝のジューシーな旨みと、黒七味。この組み合わせが本当によかった。

紅葉形の器に盛られた焼き魚
紅葉形の器に盛られた焼き魚。

続く焼き魚は、紅葉形の器に盛られていた。これだけでご飯を何杯でも食べられそうだと思うほど、おいしかった一品だ。

長野県産の松茸を、塩焼きと天ぷらで

器に並べられた長野県産の松茸
この日の松茸は長野県産。塩焼きと天ぷらにしていただいた。

松茸は長野県産。おすすめは塩焼きとのことだったが、半分に切ってもらい、片方を塩焼き、もう片方を天ぷらにしてもらった。

長野県産松茸の塩焼き
松茸の塩焼き。もう半分は天ぷらにしていただいた。

何より驚いたのは、その香りだった。

「こんなにおいしい松茸を食べたことがない」と、素直に思った。いくらやウニとはまた違う形で、強く記憶に残っている。

炭火焼きのシャトーブリアンに感動した

炭火焼きのシャトーブリアン
炭火で焼いたシャトーブリアン。

肉料理は、炭火で焼いたシャトーブリアン。三切れに分けられた肉は、表面に焼き色がつき、切り口には赤みが残っている。

この肉には、本当に感動した。こんなにおいしい肉を食べたことがない、と思うほどだった。

大将は、肉は炭火焼きが一番おいしいという考えを話してくれた。これは大将の持論だが、この一皿を食べて、その言いたいことがよく分かった気がした。

素材だけでなく、どう調理するか。その技術にも感動した一品である。

蟹の蕎麦、果物のデザートまで

蟹の身をのせた蕎麦
食事は、蟹の身をのせた蕎麦。

食事は、蟹の身をのせた蕎麦。

シャインマスカットなどの果物とりんごのソース
シャインマスカットなどの果物に、りんごのソースを合わせたデザート。

最後のデザートには、シャインマスカットなどの果物が盛られ、下にはりんごのソースが敷かれていた。

果物とソースの相性がよく、味も香りもよかった。料理の途中だけでなく、最後までおいしかったことも、この食事が強く印象に残った理由だと思う。

お酒にも、水の氷にも感じたこだわり

この日は、日本酒の「日高見 超辛口純米酒」と「信州亀齢 長野県産ひとごこち」もいただいた。

日高見 超辛口純米酒のラベル
この日にいただいた日本酒「日高見 超辛口純米酒」。
信州亀齢 長野県産ひとごこちのラベル
この日にいただいた日本酒「信州亀齢 長野県産ひとごこち」。

料理以外で印象に残ったのが、氷の話だった。大将の説明では、マイナス60度で凍らせた氷を使い、ハイボールだけでなく、水にも入れているという。

松茸の食べ方や、肉を炭火で焼く理由。そして、飲み物に入れる氷まで。話を聞くほど、一つひとつにこだわりのある店だと感じた。

熊谷へ、またこの食事をしに行きたい

飲み物を含めた支払いは、一人3万円を少し超えるくらいだった。

私にとっては、人生で一番おいしかったと言える食事になった。素材と調理の素晴らしさに何度も驚き、大将との会話も楽しかった。

振り返ると、食べたものだけでなく、その場で聞いた話まで覚えている。料理の写真を見返すと、いくらの食感や松茸の香りも思い出す。

仕事をきっかけに訪れた熊谷に、今度はこの食事のために戻りたいと思う。楽しみな予定が一つ増えたことも、この夜が残してくれた余韻である。

訪問した店と、今回の記録

店名:日本料理 二兎
地域:埼玉県熊谷市
訪問時期:2026年9月
予約:食べログ
予約したコース:極みおまかせコース
コース料金:一人23,100円
飲み物込みの支払総額:一人3万円強(記憶に基づく概算)

※料金・料理内容は訪問時の記録です。予約時に最新の内容をご確認ください。

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